DIC株式会社
1908年、印刷インキの製造と販売で創業したDIC(ディーアイシー、旧 大日本インキ化学工業)は、その基礎素材である有機顔料、合成樹脂の事業を拡大するとともに、関連するコア技術を世界トップレベルに育て上げてきました。この技術を素材から加工に至る広範な製品群に活用し、自動車、家電、食品、住宅、その他生活関連分野に「彩り」と「快適」を提案しています。 印刷インキ、有機顔料、PPSコンパウンドで世界トップシェア 〜 DICは、世界60を超える国と地域に約190のグループ会社を通じて事業を展開しています。 創業当初より海外を志向したDICは、他の国内印刷インキメーカーに先駆けてアジアへ進出を果たしました。1986年、米国サンケミカル社のグラフィックアーツ材料部門の買収、1999年、仏国トタルフィナ社のインキ部門(コーツ)の買収などにより、欧米を中心に全世界における活動拠点を拡大し、世界有数のファインケミカルメーカーとなりました。また、これからも高い成長が見込まれるアジアにおいて主力事業を中心に強化・拡大策を積極的に展開すると同時に、東欧・南米・中東にも活躍のフィールドを広げ、さらなる発展を目指しています。