Global Mobility Service Inc.
Global Mobility Serviceは、金融包摂型のFinTechサービスをグローバルに展開しているスタートアップです。 世界にはファイナンスを活用することができない貧困層・低所得層が約17億人も存在します。彼らの多くは、モビリティを活用して仕事をしたくとも、信用がないためローンやリースを利用できずモビリティを購入することができません。彼らはタクシードライバー等として働くために車両オーナーに高額で終わりのないレンタル料の支払いを続けており、この社会構造では自力で貧困層・低所得層から抜け出すことはできません。これまで金融機関や民間企業は「貧困」という社会課題解決に対して、経済合理性がないと判断し、打開策を見出せずにいました。 GMSは、このような状況を打破するために、IoTを活用した自社開発のFinTechサービスによって、真面目に働く人が正しく評価される仕組みを創造し、彼らの生活を豊かにするエコシステムを構築しています。 モビリティのエンジンの遠隔起動制御を可能にするIoTデバイス「MCCS(Mobility-Cloud Connecting System)」と、モビリティを管理・制御し、クラウド上でOpen APIを通じた決済システム等の外部システムとの連携を可能し、MCCSからのセンシングデータを分析するプラットフォーム「MSPF(Mobility Service Platform)」。 MCCSとMSPFを活用することで真面目に働く意思のある貧困層・低所得層が、自動車ローンやリースを利用できる機会を創出しています。またその働きぶりを可視化・価値化することで新たな信用を生み出し、教育ローンなど更なるファイナンスの機会の創出にも取り組んでいます。 GMSはこのように、社会課題を解決する取り組みの中で、経済合理性を創出し、真の意味で「サステイナブル」なビジネスモデルをASEAN各国で展開しております。